SKFエンジンタイミング用工具で正確かつ効率的な修理を

SKFの整備技術2023-01-16

SKFの10種類のタイミングツールセットは、ヨーロッパの現行車の5000以上の車種を対象としています。

近年のエンジンにおいて、タイミングシステムは繊細な部分で、不適切な修理技術が機械的不具合の主な原因となっています。そのため、SKF自動車補修部品部門では、様々な人気車種のタイミングシステムの修理の際に整備士が迅速かつ正確に作業できるよう開発した、10種類の専用エンジンタイミング工具を提供しています。

大部分のタイミングベルト駆動エンジンにおいては、システム交換時に特殊工具を使用しなければなりません。古いタイミングベルトと他のコンポーネントを取り外し、新しいキットを取り付ける際は、カムシャフト、クランクシャフトなどの駆動コンポーネントをはじめ、ディーゼル噴射ポンプでさえ正しい位置に固定する必要があります。固定しない場合は、お金がかかる上に多くの場合取り返しもつかなくなるようなエンジン損傷が起きかねません。 

SKFのエンジンタイミング工具には、カムシャフト・クランクシャフトの同期を維持し、タイミングシステムを安全かつ正確に交換できるよう、必要な部品がすべて揃っています。 

機能と利点

  • オールインワンの工具セットは、あらゆるエンジンタイプに使用できる反面、高価でかさばります。そこでSKFはそれに代わり、人気のエンジン構造で類似したもの同士に対応する、10種類の小型セットを開発しました。これにより、整備士が車種によってより便利な工具セットを選択できるようになり、スペースもコストも節約できます。 
  • いずれの工具セットにも使用説明書が付属しており、タイミングシステムの正しい固定方法をステップ順にご覧いただけます。
  • パッケージは頑丈・軽量で、必要に応じて簡単に輸送できるようになっています。
  • また、部品を紛失または損傷した場合は、個別の交換部品の注文も受け付けており、キット全てを交換する必要はありません。

欧州では、タイミングシステムの68%がタイミングベルト駆動型で、タイミングシステムに不具合が起こると、交換が非常に高価で時間もかかります。しかし、SKFの特殊工具は、整備士の日常業務をサポートし、一発で完璧な修理を行うのに役立ちます。 

10種類のタイミング工具セットとウォーターポンプ付タイミングベルトキットは、合計で90種類のタイミングベルトキットに対応し、ヨーロッパの現行車では5000以上の車種が対象となります。 

SKF自動車補修部品工具セットシリーズには、現在、合計で16種類のキットが揃っています。新しい10種類のエンジンタイミング工具に加え、以下の工具を取り扱っています。  

  • 2種類のSKFフリーホイールオルタネータプーリー工具(VKN 350およびVKN 351): コンポーネントの正確な分解と取り付けを助けます。
  • ストレッチベルト取付工具(VKN 300):「ベルトを伸張して取り付ける」のが非常に楽になります。
  • 2種類のSKFブーツ締付用クランプ工具(汎用クランプ用VKN 400およびイヤークランプ用VKN 401)
  • エキスパンダー工具(VKN 402): 等速ジョイントをシャフトから取り外さずにユニバーサルブーツを正しく取り付けられる特別設計で、時間とコストを節約できます。このCEマーク付き空圧工具なら、力をかけずにブーツを拡張できます。